主な業務内容
築炉工事
~製造業のものづくりを支える縁の下の力持ち~
炉とは金属などを加熱、溶解させて加工したり、燃料を燃焼させたりするための装置です。その炉を設備を建設・整備することを「築炉」と言います。
自動車や鉄道、船舶や航空機といった日本の高度経済成長を牽引してきた産業において鉄は欠かせない原料です。
鉄鉱石から銑鉄を作り出す高炉は、製鉄所のシンボルでもありました。高炉以外にも炉の種類や規模は様々で、ビルの鉄柱や機械、飲料缶などの材料を生み出す炉、熱を水蒸気や温水に換えるボイラー、廃棄物の焼却炉、陶器を焼く窯など、製造業にとって炉は不可欠です。
煉瓦積み方施工
施工に先立ち構造物・機械装置等から基本線(縦、横、高さ)を決定します。 次に、決定した水平基準線(GL、FL)、縦、横の基準線に基づき墨打ちし、全体構造を図面上で適格に把握し、煉瓦の配列・組積み様式(煉瓦の割付)に従って施工致します。 耐火煉瓦の目地代は通常2mmとし、煉瓦の角欠け面等の損傷の有無を確認し、施工完了後には、施工表面の汚れ等を整備し、昇温後の目地収縮防止策として、目地押しを実施致します。
焼却炉
家庭や会社などから排出されるゴミなどを燃やす炉。